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| 5月10日〜15日塩原温泉に行って来ました。10日〜12日は津田と吉田も参加、13日〜15日は渡邊のみ。 | |||||||||
9時前に吉田を船橋駅で拾い津田宅へ向かう。予定時間通り10時近く津田を乗せ、東北道を矢板インターで降り「胡桃亭」に向かう。 昼近く店に着くが本日は店の大方が貸し切りになっていて、天ぷらができないとの返事。ここは蕎麦が評判の店で再訪だが諦めて、30分ほど離れた前に味を確かめてあった店に行くが、不運にもここは10連休後の臨時の休業日。諦めて帰りかけると、幸運にも2人が近くに水車小屋がある蕎麦屋を見つける。 「そすい庵」は店前の疎水の流れを利用して本物の水車が蕎麦を挽いている。水車がお飾りの店が多いが、ここの水車は水車番もいて近隣の人が利用しているという。店前の駐車場は広くて流行っているようだ。天せいろを頼むがてんぷらは大盛りで良心的な価格だ。店内も広く厨房では何人もの女性が働いていて男が見あたらない。心配していたとおり蕎麦は普通のレベル。 昼食後は大田原市内のスーパーマーケットに立ち寄り、12日までの食料を調達し、国道400号で塩原温泉元湯ゑびすやに向かう。この宿は渡邊の定宿だ。早めに宿に入り温泉でゆっくりした後は宴会開始だ。 |
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| 5月11日(土)快晴 朝食後まだ布団の中の津田を残して、吉田と八方ヶ原方面にドライブする。朝の光で芽吹いたばかりの葉むらが輝く中を、窓を開けさわやかな空気を入れながら走るのはこの季節の最高の贅沢だ。すれ違う車もない、曲がりくねった細い山道にはところどころ山桜が咲き、夏鳥の声を聞きながら走る。 上るにつれ緑は淡くなり、さらに標高が上がると若葉の芽吹いたばかりの木々から冬芽のままの木々の世界に移る。遠くの山並みには雪も残っている。車を降り大きく深呼吸する。八方が原は山ツツジの群落で知られているが、まだまだ開花は先のようだ。標高が1,000mほどあり、ここまで春が来ていない。 |
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温泉街の店前にはすでに行列ができていた。11時を回ったばかり、SNSの情報で来たのか外人の7〜8人のグループの後に並ぶ。出てきたソース焼きそばは、ラーメンどんぶりに焼きそばが入れられている。相席のカップルの会話を耳にして、麺にソース味の汁を入れただけじゃないか、このどこがいいのだ、なにが味にやみつきになるだ、と吉田は不平満々。B級グルメそのもの、という指摘にまったく同感だ。 |
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| 食後は尾頭トンネルの先にある上三依水生植物園に行く提案をしたが、吉田は気が進まない。それではと、ここから山王峠を越えて会津西街道の道の駅「たじま」まで走り、日本酒と地元のウルイとエシャロットを手に入れた。この道の駅は山間にあって、この時期は地元で採れた山菜がいろいろ揃えられている。宿へは来た道を走り、3時過ぎに宿に戻った。 | |||||||||
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早いもので今日津田と吉田が帰る日。津田に「笑っている山」を見せないで帰えらしたのでは今回の旅の意味が半減してしまう。早めに宿を出て、温泉街の対岸の木の葉の化石館横を通り、山に付けられた山道を上って行っていき「笑っている山」を腹一杯食べてもらうことにした。標高を500〜800m上がるので新緑から芽吹きまでの緑色の階調の変化と光と風、さらに鳥の声も聞くことができる。これは東京では味わえない。津田は大変喜んでくれ、絵の具の緑色に赤を混ぜると深みのある緑色の変化が起きるとか、絵の具は緑色が一番多いとか、饒舌に話してくれる。 帰りがけに今企画の目玉、前々から是非食べてほしい「石心」の蕎麦を求めて開店前に店に着く。この店は昨秋訪れ、感銘を受けた蕎麦屋だ(原機会HP「塩原温泉自炊湯治その2〜秋(ソロ篇)」参照)。順番札をもらって、1時間待たされて入店する。待ってでも食べたいほど有名なのだ。 店名と同じ名前の酒を注文してすっかり盛り上がっている2人には注文どおりの天せいろが出る。「高原野菜の?」とあるメニューを高原野菜の天ぷらだ、とすっかり思い込んで渡邊だけこれを注文する。ところが創作料理の蕎麦とやらが出て、渡邊は愕然としている。しゃれた陶板の上に蕎麦、その上に高原野菜が細切りに体裁良く載って蕎麦つゆをかけて食べる。これはこれで今時の女性には美味しいであろうが、オジさんには日本蕎麦は従来の頑なまでのスタイルであってほしいのだ。素直に高原野菜の天せいろがほしかったのだ……。 津田は天ぷらがうまいと言うが蕎麦については何もコメントしない。吉田は天ぷらも蕎麦も親戚の蕎麦屋の方がいいという。同じものを食べていれば彼らの味覚の趣向やレベルがわかろうというもの。あ〜あ。 食後は早く帰京したいと吉田が言い、なぜか吉田は那須塩原駅に、津田は黒磯駅から東北線で帰るというのでそれぞれ送る。 まだ2時を回ったばかり、残りの時間をずっとこだわっている乙女の滝の撮影に出かける。そのあと15日までの食料を調達し宿に戻った。 |
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| 5月13日(月)快晴 今日も予報に反していい天気だ。時間が早いので「しおらじの滝」に行ってみる。やはり滝に水はなく滝壺表面には枯れ葉が浮いていてとても写真にならない。ここは大雨の後でないと滝にならず、滝壺の澄んだ青色も出現しない。 カーブの連続する車道を戻り、いよいよスッカン沢の撮影に出かける。ここは午後の太陽が沢筋に差し込み滝に光芒が現れる。10時ごろから県道の橋の脇の階段を下り、道を左岸沿いに入溪する。まずは沢沿いのシダをポイントに撮影。次は「仁三郎の滝」を木造の橋の欄干を三脚代わりにして数カット。さらに沢を下り、橋を対岸に渡るとカツラの大木に着く。ここまで1時間半ほど。ここで21mmのカールツアイスレンズを装着し、気合いを入れて初々しい葉が輝くカツラを撮影する。案の定小判型の葉の新緑がちょうどいいタイミングだった。 カツラの木の裏の岩壁に水量の少ない無名の滝がかかっている。下の石のゴロゴロした急斜面に三脚をセットして光が回るタイミングを待つ。少し待つと落下する流れに光芒が現れる。夢中で何カットもシャッターを切る。満足してカツラの木の安定した場所まで戻ると、急に空腹を感じ持参したドーナッツを口にする。 渡ってきた橋を戻り、左岸の流れに沿った踏み跡を上流に向かって戻るように辿ると「飛竜の滝」の滝壺に出る。ここがスッカン沢の有名な撮影ポイントだが、今日はだれもいない。昨春の20〜30名のカメラマンの数が想像できない。 ここの光芒は1時を回った頃出現する。快晴なので見事な光芒を独占することになった。何カットもシャッターを切り、これでスッカン沢の撮影は大成功だ。 後は道を戻り新緑の山道をゆっくり帰ればいい。 |
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| 5月14日(火)晴れ 予備日に設定していた日だが天気が持ちそうなので那須高原に向かう。霧が出ているので「八幡のツツジ」の山の雰囲気が期待できる。 那須温泉の上り坂にかかると道路両サイドに赤い山ツツジがきれいに咲いている。しかし鹿の湯を過ぎて「八幡のツツジ」駐車場に着くと、昨年の同時期には満開だったツツジのつぼみが硬いままだ。5月の谷川岳と同様にここもまだ春が遅れているようだ。 車道を那須ロープウエイ乗り場の方に上がって行き、霧に包まれた春が遅い木々を撮影してから「石心」に向かう。天せいろが諦めきれない。 |
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こんなときの抑えに調べておいた人気店の那須牛の店「聚楽」へ、来た道を戻る。昼過ぎに店内に入るが平日のためかすぐに席に案内される。リーズナブルなさいころステーキセットを注文する。なるほど肉は軟らかく美味だ。これなら終活トリオも納得であろう。 その後時間がたっぷりあるので帰りがけに名所の小太郎ヶ淵に寄る。ずいぶん昔に亡き父親と一緒に行った記憶があり、それ以外ははっきりしないのだがなぜかここの草団子を食べたことを覚えている。記憶通りの淵があり、草団子も確かにあった。縁台に腰掛けて草団子を食べながら不思議な記憶の時間を辿った。 |
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| 5月15日(水)晴れ 昨夜は雨が降っていたが朝には上がっていて、今日もいい天気だ。9時過ぎに宿を出て一般道を使って帰京した。 |
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