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2019/4/28 渡邊
芽吹きの谷川岳
恐怖の階段
4月28日(日)快晴
道路の混雑を嫌って始発の電車ででかけた。「もぐら駅」で知られる土合で降りると、最初の「試練」が待っている。462段の階段だ。6年前のときは途中休まず登れたのだが今回はダメだった。

新道に入ったとたん、簡単に渡ったコンクリート橋が欄干の上まで砂礫に埋まり、雪解け水が50cmほどの高さで流れていて渡れない。上流もダメ、この水温では靴を脱いで渡る勇気は出ない。下流の迂回道路建設中の先で石を2つほど投げ、石の上を苦労して徒渉する。

車がどうにか通れる雪の多い道を進み、マチガ沢を横切る橋(冬の間はこの橋は外される)の地点から新道を外れ、登山道のある沢の右岸を登って車の通れる旧道に出るのだが、このあたりから残雪が多くなり踏み後もみあたらない。かまわず所々夏道の出たところを拾って登る。旧道の手前の残雪の急斜面は、右手にストック左手はブッシュを頼ってなんとか乗り切った。底の軟らかいトレッキングシューズではキックステップが切れない。やれやれ夏なら何でもないところだ。
新道沿いの湯桧曽川の芽吹きは始まったばかり
かろうじて咲き始めたイワウチワ
マチガ沢出合いまで車の通れるしっかりした道を行く。この国道291号は現在一の倉沢までだが、かつて越後に山越えするれっきとした国道(このため旧道と呼ばれる)だった。このマチガ沢から30分ほどで隣の一の倉沢に出る。

今年は残雪が多く、まるで「雪の大谷」のように旧道が掘られている。昨日、山は雪だったようで、谷の上部の岩はこの時期には観られないのど畏怖と神々しさだ。スラブに引っかかったブロックが今にも落ちそうだ。

昼過ぎに旧道を戻りひたすら土合駅へ下った。登山指導センターの上で道は完全に封鎖され、5月下旬まで閉鎖されているというネット情報は本当だった。
マチガ沢出合
「雪の大谷」のように掘られた一の倉沢旧道
一ノ倉岩場核心部
巨大スラブに引っかかった雪のブロック
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