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2017/3/24〜27 渡邊
弥次喜多ドライブ〜塩原湯元温泉編〜
自炊湯治第3回目。昨年12月上旬に計画したものの旅館とこちらの日程が合わずに中断していた。本格的な冬の季節が過ぎたこの時期に再度計画した。
それは車のタイヤ交換を機に4シーズンタイヤ(高速道のチェーン規制でもこのタイヤであればOK)に履き替えたので性能をチェックしたいと考えたからだ。それに今回は高すぎる高速料を嫌って一般道で行ってみたかったこともある。
胡桃亭の蕎麦
3月24日(金)曇り時々晴れ
7時30分に東船橋駅で待ち合わせ、一般道を手賀沼方面に向かう。国道294号・408号・4号と走る。6時間かからずに着くので、チェックインの午後3時前にならないように道の駅で時間調整しながら車を走らせる。
昼過ぎに、初日の楽しみにしている那須塩原の蕎麦屋「胡桃亭」に立ち寄る。石臼引きの十割蕎麦と天ぷらを注文する。この周辺は蕎麦の名店が多くここもその一軒だ。そばは文句なしにいい。だし汁も完璧だ。しかし天ぷらはいまひとつなのが残念。蕎麦が目当てならお勧めの店だ。

食後に国道400号を進み、塩原の旅館街を左に見ながら日塩有料道路の先の道を左折し山に向かい元湯温泉「ゑびすや」に3時過ぎに着く。ここの温泉は小さめの二つの浴槽があって、やや下の位置に濁ってかなりぬるめの「梶原の湯」、その上は熱すぎるほど高温の間欠泉「弘法の湯」がある。硫化水素がきついらしく金属のたぐいが真っ黒に腐食してすぐにダメになると、受付のばあさんが嘆いていた。
ゑびすや 左が「梶原の湯」、右が「弘法の湯」
3月25日(土)晴れ
明日の天気を考えて今日奥日光に向かうことにする。
国道400号に戻り、山越えの尾頭トンネルに向かい国道121号会津西街道に出る。ここから南に鬼怒川に沿って日光に向かう。周囲に雪はあるもののここまで道路上には雪はない。日光の杉並木を見ながら東照宮を右に清滝に出て、ここからいろは坂の登りにかかる。道路上には雪はない。だいぶ上ったところで周囲に雪が出てくる。
中禅寺湖湖畔でも土曜日の昼近くだが季節柄観光客あまりいない。さすがに歌が浜に雪はあるものの湖のしぶきでできる着氷はもうない。やはり厳冬期の間だけなのだろう。道を戻り中禅寺湖を左に見ながら戦場ヶ原の三本松の駐車場に止める。
戦場ヶ原
戦場ヶ原は一面の雪が広がっているが、雪にも厳冬期の厳しさが感じられない。ここから湯元方面になおも登る。光�コ沼と湯の湖ではどうにかある雪面の踏み後を辿って目的の雪の造形を撮影してから帰路につく。
湯の湖 雪の造形
河童の蕎麦

帰り際に今市にある玄蕎麦「河童」に寄る。ここは十割蕎麦と二八蕎麦があり十割蕎麦と天ぷらを注文する。注文した十割蕎麦は納得の味と喉越しだ。天ぷらも申し分ない。地元の人にも愛されているのがわかるそんな名店だった。
宿に着くまで道路上には雪がなかった。こんな道路であれば夏タイヤでも問題ない。しかし不意に降雪があったときを考えると夏タイヤでは不安でもある。
3月26日(日)曇り
昨日と同様、山を越え会津西街道に出る。会津田島へ出て国道289号で鴨の沼へ向かうが、道路から山(鴨沼)に入る道に案内板はあるもののまったく雪が除雪されていない。このあたり道路にこそ雪はないが奥日光に比べても周囲の残雪は遙かに多い。鴨池の撮影はあきらめ国道401号に出て左折し、さらに352号に入り前沢曲家集落を見学する。
前沢曲家集落
木賊温泉

ここにある10軒近くの家々は今でもすべて人が住んでいて、それがそのまま外から見ることができるが大内宿のようには観光客が多いわけではない。だから家の周囲をそっと見させていただくという感じである。道を少し戻って木賊温泉の共同浴場の岩風呂に行く。
ここの温泉は川沿いにあって大きな岩のすぐ近くの湯船の底から湧出している。単純泉なのだろうが肌に優しい穏やかな湯で湧き出し口から立ち上る泡に癒される。われわれだけの貸し切り風呂といった具合だった。
おり田の蕎麦

国道352号沿いで帰りがけに蕎麦「おり田」で昼食。ここは二八蕎麦を出す店で、店主の蕎麦好きが高じて始めたような色気のない店だが喉越しのよい蕎麦はなかなかだ。天ぷらもそこそこで、海老がぷりぷりしているのが嬉しい。
途中の道に駅でお土産を買って宿に戻った。
3月27日(月)雪
降雪後のゑびすや
夜半から雪になったようでカーテンを開けると白銀の世界が広がっている。20cmは積もったろうか、雪はまだ降っている。どうやら新しいタイヤのテストにはちょうどいい案配になった。
車の屋根やボンネットの雪を払っていよいよ出発だ。慎重に雪の中を進む。夏タイヤと違って一応前進するが、少し行ってから坂にかかる、とこれがいけない。車の蛇行サインがメーター脇に黄色く点灯し前進しなくなった。
たいした坂でないように思っていたが、A君は「2速で下ったくらい急坂でした」と言う。なるほど高速道路ではあり得ない角度の坂ではある。ここで装着したくなかったタイヤチェーンに登場いただく。
1年ぶりですっかり要領を忘れさんざん苦労したあげく装着完了。急坂を上り返して国道400号に出る。この先でチェーを外す。雪はあるのだが、3月下旬で車の通行が激しいと雪も緩くなっていて氷結はしていない。この程度だと新しいタイヤで心配ないようだ。
帰路も往路と同じ一般道を走って守谷市の蕎麦屋「常陸屋金兵衛」に立ち寄る。
二抱えもあるような巨木を柱や椅子に加工した店内で、入口際にあるししおどしの音に驚かされる。
こりに凝った吹き抜けの天上は店としては統一感に欠けるが店主のこだわりのようだ。出された蕎麦も地の常陸そば粉を十割使い上手く打っている。が、汁は鰹だしで今ひとつ。天ぷらもまあまあの合格点。この常陸蕎麦は香りが優れていると店主が自慢げだが、いわゆる店主の前のめりな好みの店作りと蕎麦なのだ。
常磐屋金兵衛店内 常磐屋金兵衛の蕎麦
相変わらずの小雨の中を帰路につく。
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