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2013/8/3〜7 渡邊
弥次喜多ドライブ〜夏の巻その2〜

7月の梅雨明け十日を狙って24日から北アルプスの立山に弥次喜多でキャンプする計画を立てた。
ところが関東や東海の例年より早い梅雨明けにもかかわらず、北陸はいっこうに梅雨が明けず、おまけに例年に比べ太平洋高気圧の気圧が低く西日本の上空を中心に覆う傾向が続く。
この影響で本来なら梅雨明けして好天の夏山が続くはずの北アルプスもいつまでもぐずついた天気が続き、やむなく1週間計画をずらす。が、それでも天気予報の好天がどんどん後ろにずれて、とうとう8月の3日まで待たされてしまった。

雷鳥沢キャンプ場
北アルプスを横断する立山黒部アルペンルートとして観光客に人気の室堂を目指して長野県側の扇沢に早朝着。朝一番のトロリーバスで黒四ダムサイトへ。そこからダム上を対岸に渡ってケーブルカー→空中ロープウエー→トロリーバスと乗り継いで室堂に出る。ここはほぼ2400メートルの標高がある。
どうやら青空も出て早月尾根の稜線を従えて劔岳も頂上が見える。ここ室堂平は観光客も多いが、山には入る基地で登山客も多い。ましてや8月の上旬の土曜日。夏山のハイシーズンといってもいい人出だ。
われわれ弥次喜多はご想像通り軟弱もの同士。山に登る元気は初めっからない。この室堂から1時間ほど先にある雷鳥沢キャンプ場が目的地だ。

ここには残雪の残るミクリガ池(ここの温泉は観光で訪れた人もいると思う)を経由して行く。立山連峰の稜線は目の前に広がり、沢筋や窪地には雪渓がたっぷり残って、気温は十二三度だろうか、風が心地よい。キャンプ場は雷鳥平という平地にあって、キャンプ管理棟には給水設備と水洗トイレがある。近くに雷鳥沢ヒュッテと立山連峰ロッジの二つの山小屋があって、それぞれ朝から温泉に入ることができる。それに500mlの缶ビールが500 円だ。これがあるから夏はこのキャンプ地が最高なのだ。ここで4泊、グダグダするのだ。 

チングルマと雪渓
ところが3日はどうにか天気が持ったが、4日、5日と好天の予報が大きく外れほぼ雨が降ったりやんだり、時折激しく降ることもあった。3日に北陸は梅雨明けしたものの太平洋高気圧の張り出しが弱く、日本海に近い山域は不安定な天気になったようだ。こういう日は温泉に入ってビールをたらふく飲むに限る。しかし、よくしたもので例年に比べ立山は残雪がかなり多い。そのため高山植物の開花が遅れており、思わぬところでチングルマが満開だ。さらに今年はコバイケイソウの当たり年。あちこちに純白のりりしい立ち姿が見られる。

それでも6日はキャンプ場から一ノ越→浄土山(2831m)→室堂→キャンプ場と霧の多い山を歩いて岩尾根や雪渓歩き、高山植物や雷鳥の親子に会うことができた。そして皮肉なことにやっと天候の安定しだした7日、快晴の中、山を下りて扇沢に戻った。帰路は大町温泉の「薬師の湯」の露天風呂で蝉の声励まされ心身を延ばし、最後の目的信州そばを食べに大町市郊外の美麻に向かう。
山の中の道を30分ほど走ると、山間の小さな集落に出くわす。ここに有名なそば処「山品」がある。およそ店のようなたたずまいではない、農家風だ。そばの産地で知られ、このあたり派の建物はどこでもそばを出すようだ。それにしてもここのそばは絶品だった。
チングルマと残雪
残雪のミクリガ池 チングルマと立山連峰
ウラジロナナカマドと立山連峰
残雪の雷鳥沢 8月の雪渓
コバイケイソウと浄土山
立山連峰のトワイライト
テントと天の川


雷鳥沢キャンプ場
ウラジロナナカマドと雷鳥沢
スノーブリッジ ウサギギクと大日岳方面
雨のキャンプ場
雷鳥沢ヒュッテと立山連峰ロッジ
浄土山方面から雷鳥沢を見る
浄土山方面から雷鳥沢を見る
チングルマと雪渓
ミドリガ池 イワカガミ
ミヤマリンドウ ヨツバシオガマ
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